えがおの玉手箱は、5つの領域を意識し4つの特色を駆使したプログラムで、 お子様を支援いたします。
えがおの玉手箱で過ごすお子様たちに、私たちは5つの領域を意識し、人生全般でお子様自身がより意欲的に、楽しく生きる力を持つことができるよう、多角的に支援いたします。
また、そのために考えられたえがおの玉手箱のプログラム・レクリエーションには、4つの特色があります。
まず、5つの領域についてご説明いたします。

☆健康・生活
健康な心とからだを育て、お子様が自ら健康で安全な生活をつくり出すことができるよう、行っていく支援のことです。
えがおの玉手箱では、排泄や食事など生活に必要なスキルを身につけられるよう励まし、寄り添っていきます。またその他にも、生活において自分でできることが増えるよう基本的生活スキルが獲得できるよう支援していきます。
☆運動・感覚
身体の使い方についてや、感覚の活用について行っていく支援のことです。
えがおの玉手箱では、お子様一人ひとりの個別性に応じて、姿勢の保持や動作の習得を目指し、様々な活動や遊びのなかから段階を追って楽しみながら身につけていけるよう支援していきます。お子様のなかには、感覚に特性がある場合も多い(過敏さや鈍麻など)ため、一人ひとりの感覚に合わせた環境調整も行っていきます。
☆認知・行動
見る力・聞く力を養うこと、また見たり・聞いたりして情報を集め、物事を理解する力について行っていく支援のことです。
えがおの玉手箱では、空間・時間・数量・図形・色などの概念の形成をはかり、認知や行動の手がかりとして活用できるよう支援します。幼児~学齢期の活動の偏りから認知の偏りも起こりやすいため、現状の偏りを的確に把握したうえで、多彩な活動を用意し適応力が高まるよう支援していきます。
☆言語・コミュニケーション
言語能力や、言語のみに限らず意思の伝達ができるように行っていく支援のことです。
えがおの玉手箱では、お子様一人ひとりの個別性に応じて、言語はもちろんのこと、指差し・身振り・サイン等を使って、環境を理解できるよう促し、相手の意図を理解したり自分の考えを伝える力が育まれるよう支援します。
☆人間関係・社会性
安心できる環境のなかで、他社との関りを持ち、その中で自己を調整して集団への参加や仲間づくりができるよう行っていく支援のことです。
えがおの玉手箱では、スタッフとの信頼関係とともに、お子様同士の心の育ちあいを大切にし、居心地よく過ごせる場となるよう環境を整え支援します。
以上を踏まえて考えられたレクリエーションプログラムの4つの特色は、以下の通りです。
①パフォーマーとの交流で、自己表現を拡げていきます。
当事業所の、他の事業所にはない特徴はパフォーマーとの交流プログラムです。
演劇や大道芸等、数多くのパフォーマーと交流する機会を設け、今まで経験したことのないプログラムを行っています。
パフォーマーと関わることが子ども達にとってかけがえのない「特別な時間」になるよう提供しています。また、プロのパフォーマーと触れ合い様々な表現を知ることにより、子どもたちの中にある「自己表現力」が伸び、友達や家族、そして社会とのコミュニケーションをより円滑に行えるよう支援を行っております。

えがおの玉手箱に来て下さるパフォーマーの方々

・元中学校教師(中学・高校美術教員免許保有)
《えがおの玉手箱での活動》
・お手玉教室
・デビルスティック教室
・コリントゲーム作り etc…
SOLAくんとの活動ブログはこちら

「キッズプラザ大阪」や「ビックバン」、「子どもの国」「燕趙園」等様々なステージで活躍!
《えがおの玉手箱での活動》
・モジャ博士の科学教室
・紙飛行機作り
・空気砲作り etc…
モジャ博士との活動ブログはこちら

・保育士免許保有
・当法人理事
・手作り紙芝居館 館長
≪えがおの玉手箱での活動≫
・紙芝居を見に行こう
・手作り紙芝居作り
・南京玉すだれ教室 etc…
たまちゃんとの活動ブログはこちら

・ヤマハ指導グレード 保有
・ヤマハエレクトーン演奏グレード 保有
・日本書道教育学会 司教免許保有
≪えがおの玉手箱での活動≫
・ワオちゃんの音楽教室
・ワオちゃんのリズム遊び
・音当てクイズ
・魔法のマジックショー etc…
ワオちゃんとの活動ブログはこちら

・仏団観音びらき 団長
・中学高校美術教員免許保有
・メンタルコーチ1級
・メンタルトレーナー1級
・心理セラピスト1級
≪えがおの玉手箱での活動≫
・演劇教育(シアター・イン・エデュケーション)
・レジンアート etc…
もときかおりさんとの活動ブログはこちら
②集団療育や個別での学習支援を通し、生活力や学力を伸ばしていきます。
元小学校教師や元塾講師による学習支援を行っております。お子様一人ひとりの能力に応じて課題を設定し、日々の宿題や運筆、形の認識等、学習に意欲的に取り組めるように支援をしています。また、長期休暇中は学習課題だけでなく、工作や自由研究、読書感想文等にも対応できるように支援を行っております。
机上課題の中ではお子様の得意なことを見つけたり、伸ばしたり。また、そうしていく中で苦手な分野に挑戦するきっかけ作りもしていきます。例えば、机上で行う課題や玩具の組み立て等を行い集中して取り組めるようにしていったり、ゲームや個別でのやり取りを学ぶことでコミュニケーションの練習を行います。
信頼関係を築いたスタッフとの、やり取りを重ねながらだからこそ、コツコツと取り組み、学力のみではなく実生活で培われる「生活力」についても療育として伸ばしていく支援をしております。

「集団プログラム」については保育士や生活支援従事者等が中心となり小集団の中での楽しみ方や他者との関わり方、話を聞く大切さ等を学ぶ機会を作り、その中で成功体験を積むことで実際の園や学校等社会での生活に活かせるよう支援をしています。
集団プログラムには「モジャ博士の科学教室」もあります。科学の不思議を体験し、学習につなげられるプログラムをご用意しております。
個別支援で見えてきたお子様の課題について、スタッフ一同で分析をし小集団で活かせる支援を行い、社会生活で実施できるよう、スモールステップを踏めるような支援を行っております。
【活動例】
・走って止まって「はいポーズ!」 etc…

えがおの玉手箱のスタッフについてはこちらをご覧ください。
③製作活動を通し、想像力を働かせ脳を活性化していきます。
集団プログラムの中では木端細工や粘土工作、そして料理教室等、製作活動も重点的に取り入れております。
製作活動を通し、お子様の「内に秘められた想像力」を発揮できる機会を設け、お子様の想像力を十分に育成できるように支援をしております。
また、製作活動では普段使用することのない道具も使用することで、手指の巧緻性を高め、様々な道具やその使用について学べるとともに、道具を使用するにあたっての危険性やルール等についても学べるように支援を行っております。
【活動例】
・ハンバーガー作り etc…

④自然と戯れることで、発想力や想像力を養うととともに生命の大切さを学んでいきます。
当事業所では月に1度、南河内郡にある里山に行き自然と戯れるプログラムをご用意しております。
里山では季節に応じた野菜や果物等の収穫、虫や花とのふれあい、そしていかだやターザンロープといったアクティビティを行っております。
自然に直接触れることで、都会の中では感じることのできない季節の変化や自然との関わり、また自然の中で体を動かすことで日常で普段動かすことのない身体の動きを身に付けていき、お子様が成長していく中で培われる「発想力」や「想像力」を養うとともに、生命の大切さをしっかりと学べる支援を行っております。
その他にも土曜日や長期休暇中には、遠方の公園へ行き、外遊びを通して身体を動かし楽しめるプログラムもご用意しております。
【活動例】
・ちょっとバンでの活動 etc…

お子様の安全性について
全プログラムについてはお子様の安全を最優先としておりますが、万一、怪我や病気になった際にも、看護師が常勤としておりますのでご安心できるようになっております。(※看護師については正社員ですが、1名のためシフト上、休みの日があります)
なお、看護師による応急処置の研修も行っておりますので、各スタッフが即時に対応できるように努めております。


