運動療育で「スプーンリレー」をしました!
こんにちは!阿倍野区にある放課後等デイサービス・児童発達支援えがおの玉手箱です。
いつもブログをお読みいただき誠にありがとうございます。
今日は先日行った遊び「スプーンリレー」の様子をお伝えします。
スプーンリレーの療育的意味

このあそびの特徴として、「ゆっくり動くこと」と「集中して動くこと」があります。ボールや小さな球を運ぶ際、不安定な道具を使用することによってゆっくりと慎重になって運ばなければ落としてしまいます。子ども達の中ではいかにして「早く終わらせるか」が重要になっていることが多いのですが、ただ早いだけではなく慎重になって動くことも大事であると認識してもらえることがスプーンリレーから学んでいけます。また、スプーンの中の球を落とさないということも集中力を養う訓練にもつながるので、特にADHDのお子様にとっては非常に有効な療育であるといえます。今回は運ぶルートも徐々に難易度を上げていったのでより慎重に集中して動くということの成功体験にも結びついていけます。
まずは練習からスタート
はじめからスプーンを渡してスタートすると、球が落ちやすいので失敗体験になってしまいます。そこでまずは、大きなピンポン玉からスタートしていきました。ピンポン玉でまずしっかりとルールや自分の動き方を学習し、スモールステップを踏むことで徐々に難易度を上げていっても、子どもたちにとって「もっと難しいことをしたい」と意欲的に取り組めるようにもなります。

リレーのルートも徐々に難しく
スプーンリレーで運ぶボールもピンポン玉から小さな球へと変えていきスタート!

何度かやっていき、今度はルートの中で障害物を用意しチャレンジしてもらいました。平均台を使ったり、輪っかを作ってその中だけを歩くように設定したりとスプーンの中だけではなく歩く道も気を付けなければいけません。


他のところも気にかけて動いていくことでより難しくはなりますが、その分クリアできた時の喜びも高くなってくるので最後はとても嬉しそうにしていました。
元気に体を動かすだけではなく、「ゆっくりと動くこと」も楽しいと感じてもらえてよかったと思います。
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