看護師による応急処置の研修を行いました!

こんにちは!いつものえがおの玉手箱ブログをお読みいただき誠にありがとうございます。

当事業所の特色の一つとして、看護師が常勤として在籍しております。

先日、看護師による応急処置研修を行いましたので、その内容を簡単にまとめてお話をします。

【突き指やケガ等の対処方法について】

まず、出血がない場合の対処方法について説明を受けました。

出血がない場合、患部を冷やすと痛みも落ち着くので子どもも泣き止んでくれるはずです。しかし、

・冷やしても痛みが引かない・腫れが大きくなっている・指を動かせないなどの症状がある場合は、骨折や指の脱臼の可能性があるとのことです。

 次に出血がある場合、傷の深さを確認することが重要になります。

傷が浅いときは、患部を流水で洗い流して、絆創膏を貼ります。その後、指を挟んだことによる腫れや痛みが出る場合は、患部を保冷剤や氷のうなどで冷やします。

骨や内部組織が見えている等、傷が深い場合、ハンカチやタオルで患部を強く押さえて、早急に病院受診をするようにしましょう。

次に爪がはがれたときや内出血や腫れがある場合について学びました。

爪がはがれたときは傷口に清潔な布を巻き、包帯などで圧迫止血をします。その際、手指は消毒した状態で触るようにして下さい。雑菌が入ると炎症の原因になります。

内出血や腫れがある場合は、冷やしたタオルや氷のうなどで、患部を冷やしてください。冷やしたタオルを使う場合は、ぬるくなったら取りかえましょう。

冷やしても痛みが強くっている際は、骨折などが考えられます。医療機関(整形外科)を受診しましょう。通常骨折すると強い痛みがあります。

身近にあるもので患部を固定できるものを紹介してもらいました。スーパーのレジ袋が有効です。

処置方法でやっていけないことがあります。

・温める

・動かす

この2つはケガの状態が悪化するので「安静に」「冷やす」ようにしてください。

色々説明を受けた後、今度は職員同士で包帯の巻き方について練習をしました。包帯の巻き方も様々あるのですが、今回は腕を固定する巻き方と手指を固定する巻き方を教えてもらいました。

熱中症の応急処置について

熱中症の症状は大きく分けて3つに分かれます。

  重症度Ⅰ度:めまい、立ち眩み、気分が悪い、手足のしびれ

涼しい場所に移し、服を緩め体を冷やしましょう。冷やすポイントは首・脇・股の3点です。

  重症度Ⅱ度:頭痛、吐き気、嘔吐、体がだるい、力が入らない

すぐに医療機関へ受診をしてください。自分で水分や塩分が摂れない状態もこの重症度になります。

  重症度Ⅲ度:意識がない、返事がおかしい、体がひきつる、まっすぐ歩けない、体が熱い

すぐに119番へ連絡をし救急車を呼びます。救急車が到着するまで、Ⅰ度の処置でなるべく体を冷やします。意識がないときには無理に水を飲ませないように。

まだまだ残暑が厳しく熱中症警戒アラートも出ている日があるので、熱中症になる可能性があります。少しでもこのブログがお役に立てば幸いです。今後も、応急処置の研修は継続して行ってまいります。

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