「お部屋の間違い探し」をしました!
こんにちは!いつものえがおの玉手箱ブログをお読みいただき誠にありがとうございます。
先日行ったプログラムですが「お部屋の間違い探し」というレクリエーションを行いました。

この療育の効用は、「空間認知」と「短期記憶」の向上、そして「ビジョントレーニング」です。
よく、間違い探しをやるときはイラストや写真を見比べて行うことが多いと思います。左右や上下で見比べて比較するので、眼球運動の点では非常に有効な効果があります。別のやり方としては壁に貼っている絵と自分の手元にある絵を見比べるということをすれば、視点を変えて見比べるので、短期記憶の向上につながりこの動作が小学校へ上がった際に板書することにも繋がっていきます。
今回、「お部屋の間違い探し」は空間全体を覚えることになるので記憶する量も一気に上がり空間をじっくりと見るビジョントレーニングにもつながります。また、空間を把握することにも繋がるので実際に空間を認知するという能力の向上にもつながっていきます。
ADHDのお子様で不注意になりやすかったり集中してみることが難しい子にとっては楽しみながら能力を上げていく遊びになりますので、ADHDの療育に関心がある方は、ぜひ参考にしてください。
それでは簡単に遊びかたをお話します。
・はじめに「お部屋を変える側」と「見つける側」2チームに分かれます。
・「見つける側」のチームは別室で待機し、「お部屋を変える側」のチームは部屋の中にある玩具や本等の位置を動かしたり、増やしたり減らしたりします。また動いているもの(たとえは職員の服)を変えたりするのもオッケーです。難易度については各々の能力に合わせて設定を変えていいかと思います。
・お部屋の中を変更できればスタート。「見つける側」が変化した場所を探します。制限時間を設け、全て見つけられたら「見つける側」チームの勝ち。
以上が簡単なルールです。状況によってルールは変更してもいいかと思います。


ルールも簡単なので、子どももノリノリでスタート!まずは、「お部屋を変える側」のチームになり、どこを変えるかを考えていきました。子どもの発想はすごく面白く、大人が思っている以上に難しい変化を提案してきたりします。着眼点が面白いと感じました。「見つける」チームはスタッフのみでしたが、大苦戦(汗)。簡単なようでかなり難しい変化もあったのでなかなか難しく全て探し終えるのに時間がかかりました。
今後はチーム交代!「見つける側」になった際に「待つ」ということも必要になってきます。わくわくしながら待つこともできたので、いっぱい褒めてあげました。
「もういいよ」の声で間違い探しスタート!簡単に見つけることができるところもあれば、ヒントをもらって見つけていく場所もあったりと、楽しく遊ぶことができました。また今度は、お友達もいっぱい増えたときにやってみようと思います。


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